今回は、『寒川神社』の参拝の様子をレポートします。
「八方除(はっぽうよけ)」という言葉を聞いたことがありますか?
引っ越しや転職、結婚など、人生の大きな転機を前にして、なんとなく不安を感じたことがある方は少なくないと思います。
神奈川県の寒川町に鎮座する「寒川神社」は、全国唯一の「八方除の守護神」として崇敬を集める由緒ある神社です。
今回は実際に足を運んだ筆者が、境内、御朱印・お守り情報、アクセス方法など、レポートしていきます!

寒川神社のご利益と「八方除」の意味とは?

寒川神社の「八方除」ってよく耳にするけど、普通の厄除けと何が違うのかな?

厄除けは特定の年齢の災い、方位除けは凶方位への移動を防ぐものだけど、八方除はすべての不運を払う究極の守護なんだよ。
主なご利益
- 八方除: あらゆる方角・年齢・時期の災難を包括的に取り除く
- 心願成就: 迷いを断ち切り、行く手を清めて新しい一歩を後押しする

すべての災難から守ってもらえるんだ!それなら、人生の大きな転機を迎える人にぴったりな神社だね。

そうだね。引っ越しや転職、結婚など、新しい環境へ飛び出す時の不安を優しく包み込んで、軽やかなスタートを後押ししてくれるよ。
参拝後に実感した、私の人生の変化
実は私自身、昨年初めて寒川神社を訪れて、ご祈祷を受けたことをきっかけに人生が少しずつ動き出しました。
参拝前は、やってみたい事はあるけれど「イヤイヤ、自分には無理でしょ!」「あっちもやってみたいけど、どれからやってみるのがいい?」…など方向が一向に定まらず、結局何も動かないグダグダした日々が続いていました。
昨年の参拝後、特に何かを意識していた訳ではなかったのですが、気付けばやってみたい事の一つに着手していました。
あれ程「私には出来ないだろう…そもそも、どうやるの???」って思っていた私が自然と動き始めたんです!
後から考えれば、とても不思議なこと。
昨年が「目標を見つける年」だったとすれば、今年はそれを「理想の形へと昇華させていく年」だと捉えています。
かと言って、全てが順調に上手く動いている訳ではありません。(現在進行形(^_^;))
何度も失敗し、試行錯誤しながら少しずつですが、前に進んでいるかなとは思っています。
上手くいかないからと、すぐ辞めてしまうのは簡単です。
筆者は、あらゆる事をやり切って、もうこれ以上やれることはない!
それでも上手くいかなかった…としたら
思い残すことがなくなったら、その時は離れるかもしれません。
こちらの道ではなかったと…
でも、それまでやってきた事は、決して無駄にはならないと思っています。
例え失敗してもそれまで学んできたことが知識になるじゃないですか?
この後の人生、別の形で役立つ時が来るかもしれない…
重要なアイテムを手に入れたことには変わりないと思います。
だから失敗を恐れず、今できる事を試行錯誤しながら動いています。
参拝後、何か変わった?と聞かれたら、考え方が変わった!と答えます。

「寒川神社に参拝して人生が変わった」という参拝者さんの体験談、沢山ありますよね。
劇的に変わった方のお話しを聞くと凄いな!?と思ったりします。
そんなお話しを知って、自分にはあまり変化がないと焦ってしまったりする方もいるかもしれませんが、ここでも個人差があると筆者は思っています。
焦らず、じっくり今自分にできる事を学びながら進んでいこうと思います(^^)
【参拝レポ】寒川神社の見どころと境内の様子
それでは、レポに入ります!
訪れたのは平日の午前中。
JR相模線の宮山駅を降りて、案内看板に沿ってのどかな道を数分歩くと、寒川神社の入り口となる立派な「三の鳥居」が現れます。(※一の鳥居と二の鳥居は、隣の寒川駅側にあります)


神池に架かる石造りの「太鼓橋(神池橋)」を渡ると、目の前には総桧造りの立派な「三の鳥居」が堂々と佇んでいます。

この太鼓橋、実際目の前で見るとアーチが凄くて下る時ちょっと慎重になっちゃいましたね(^_^;)

緑の木々に囲まれた真っ直ぐ伸びた参道。
その先には、重厚な「神門」がそびえ立っています。

神門をくぐる前に、参道左手にある手水舎でお浄めをします。

その後、1年間お世話になったお札やお守りを返納し再び参道へ。


少し進むと、神門の手前左右で、とても大きく立派な石造りの「狛犬さん(こまいぬ)」が出迎えてくれました。(あっ!逆光( ̄▽ ̄;))


神門には美しい菊の御紋が描かれた、大きな一対の白い提灯が吊り下げられています。

この提灯のすぐ近く、門の左右にある格子の中に、神様の警護を務める「随神像(ずいしんぞう)」が鎮座しています。
なお、お正月シーズンにはこの神門に、青森ねぶたの技法で作られた巨大な「迎春ねぶた」が飾られることでも有名です。

神門をくぐり境内へ。
寒川神社の拝殿は、南西の方角(皇居の裏鬼門にあたる方位)を向いて建てられています。
これは八方除の守護神として、国家や都の守りを担ってきた大社ならではの設計です。
目の前に現れた御社殿はとても大きく、木造建築の美しさと荘厳さに圧倒されました。
拝殿の前に立ち、手を合わせ1年間のお礼を伝えました。
境内広い!広すぎる!!
その後、渾天儀のレプリカへ…

八方除の象徴!境内の「渾天儀(こんてんぎ)」と方位盤
拝殿に向かって右手には「渾天儀(こんてんぎ)」のレプリカが設置されています。

渾天儀とは、天体観測によって替や方位を把握するために使われていた古代の計器です。
寒川神社のものは、龍の細密な彫刻が施されており、カーキ色(青銅色)っぽく見える落ち着いた風合いのものでした。

「あらゆる方位の守護を司る」という八方除の御神徳を象徴しています。
その足元には大きな石造りの方位盤が埋め込まれていて、細かな方位や干支(十二支)が刻まれています。

寒川神社での不思議体験
ご祈祷中でのお話し。
本殿に入ってから、ずっと頭に圧を感じていました。
痛いとかではなく、ギュッて頭を両手で包まれて抑えられている不思議な感覚。
ご祈祷が終わり外へ出たら治りましたが、御祈祷中って何かエネルギー的なものが変わるのですかね?

それから御祈祷中の鈴の音が柔らかくて、なんとも心地良く大好きな音色です。
心が洗われるというか、癒やしてもらえたというか…シャンシャン…

不思議と言えば、おみくじも!!
どっちを引こうか迷ったので2種類引いたのですが、開いてみたらこれが両方「末吉」で…
えっ?( ˙꒳˙ )??

しかもおみくじに書いてある「幸運を呼ぶ色」が黄色!?
実は先に、おみくじを引きたかったのですが、小銭がなくお守りを購入して小銭を作ってからおみくじを引いたのですが…
この日、筆者が購入したのは黄色のお守り!
末吉といい黄色といい、偶然にしては寒川さん凄いなΣ(°ω°ノ)ノ
と思った出来事でした。
最後にもう1つ!
これは昨年、参拝した時に撮った写真。

何気なく見返していたら当時、気付かなかったのですが、お空に龍神雲!?

お顔の方と尻尾の方?
なんで当時気づかなかったのだろう?
いつもだったらすぐ気づくのに…
たまに、写真て変わるとか聞いたことありませんか?
筆者は、過去の写真見返すと撮った当時気付かなかったのに、月日が経った今データ開いたら当時は見えなかったものが瞬間的に目に入ってくるということが最近多く…
ちょっと怖い写真もあって「うわっ!?」と思うこともあるのですが、見落としていたのか、新たに出てきたのか…どっちだと思いますか?
というちょっと不思議なお話し(^_^;)
境内の末社「宮山神社」とご祈祷者だけが入れる「神嶽山神苑」

神門の手前(手水舎の左側)の緑豊かな一角にあるのが末社の「宮山神社(みややまじんじゃ)」です。

もともと宮山地区に点在していた7つの地域の神社を一か所に合祀した神社で、古くからこの土地で暮らす人々の生活を見守ってきた産土神(うぶすながみ)です。

※宮山神社には今回は立ち寄りませんでしたが、昨年の参拝時に撮影した写真を掲載しておきます。

そして、寒川神社本殿の裏手に広がる「神嶽山神苑(かんたけやましんえん)」の存在。

ここはかつて禁足地(立ち入り禁止の聖域)だった場所で、現在は当日ご祈祷を受けた参拝者が入園できる日本庭園となっています。
なお、神苑内は基本的に全面撮影禁止となっている為、ここからは文字で見どころをお伝えしていきます。

① 歴史の謎が眠る「難波の小池(なんばのこいけ)」
神苑に入ってすぐの場所にあるのが、寒川神社の起源に深く関わっているとされる「難波の小池(なんばのこいけ)」です。
この池は神社の始まりよりも古くから存在していたと伝えられる神聖な泉で、古くから雨乞いの儀式が行われていたという歴史もあります。
現在でも、毎年1月2日に行われる「追儺祭(ついなさい)」では、この池から汲み上げた水を境内に撒き、邪気を祓うという特別な神事が行われています。
ここは、独特の雰囲気がある水場でしたね。
確かこの場所には念を押すように「撮影禁止」の板があったような気がします。
② 本殿を真裏から拝める「裏参拝所」
神苑の奥へ進むと、普段は見ることのできない本殿の真裏に位置する「裏参拝所」があります。
正面からの拝殿とは異なり、最も御神体に近く、厳かで強い神聖な空気感に包まれながらお参りをすることができます。
ここも雰囲気が独特でした。
鬱蒼とした木々に囲まれているせいか、お天気が良くても薄暗く、深い森の中にいるようでした。
ここもなんとも言えない不思議な空間。
③散策の合間に立ち寄りたい「和楽亭」と「方徳資料館」
神苑内には、初夏の鮮やかな木々を眺めながらお抹茶と季節のお菓子をいただける茶屋「和楽亭」や、寒川神社の長い歴史や八方除の資料を学べる「方徳資料館」も併設されています。
裏参拝所の辺りとはうって変わり、庭園に足を踏み入れた瞬間に陰から陽に切り替わったそんな感覚でした。

神嶽山神苑、この場所は本当に清々しく気持ちのいい場所です。
ずっと眺めていたい風景…癒やされます。
裏参拝所はキリッとした空気感、先程も言いましたが、まるで深い森の中を歩いているような…
そこを抜けると新緑が眩しい日本庭園が広がっています。
紅葉の季節はどんな感じなのでしょうね?

寒川神社の御朱印・お守り・ご祈祷情報
御朱印
御朱印は、境内の社務所または客殿のご祈祷受付所の二か所で受けることができます。

寒川神社の公式情報によると、初穂料は「思召し(お気持ちをお納めください)」となっていて、具体な金額は決まっていません。
筆者が頂いた時もそうでした。
参拝の感謝の気持ちを込めてお納めしましょう。
混雑する時期(特に正月・大安・土日祝日)は待ち時間が発生することもある為、時間に余裕を持つことをおすすめします。
お守り
寒川神社を代表する授与品が、八方除のお守りです。
五色のお守りは白・紫・赤・青・黄色の5色が用意されており、それぞれ異なる色が持つ意味合いや、好みに合わせて選ぶことができます。
すっきりとしたデザインの中に、八方除の御神徳がしっかりと宿ったお守りとして、参拝者から長<愛されています。自分用はもちろん、大切な人へのお土産としても喜ばれる一品です。

私は今回、このお守りの他に「心願守」も選んでみました。
ストラップになっているのでスマホに付けています。
ご祈祷
ご祈祷は予約不要で、当日受付です。
社務所でご祈祷の申し込み用紙に記入し、初穂料(中式3,000円以上~、祈願の内容や人数によってお札のランクが選べます)を納めると、祈祷殿にて神職の方がご祈祷を執り行ってくれます。

祈祷後には授与品(お札やお守りなど〕が渡される他、先述の「神嶽山神苑」への入苑券が得られます。
なお、土日祝日や厄除けシーズンなどは大変混み合うため、受付からご祈祷終了までの時間は当日の混雑状況によって大きく前後します。
お出かけの際は、スケジュールにゆとりを持って申し込むのが安心です。
筆者は今回、平日の朝早めの時間帯に訪れたので比較的スムーズに受付、御祈祷受けられました。
因みに祈願内容は「八方除と開運招福」です!
初穂料は中式の3,000円でお願いしました。
寒川神社とは?歴史と祀られている御祭神について

ねぇ、神奈川にある「寒川神社」ってどんな神社なの?

約1,600年以上の歴史があって、源頼朝や武田信玄、徳川家康といった歴史上のトップ権力者たちがこぞって信仰した、もの凄く格式の高い神社(相模一之宮)なんだよ!

えっ、あの有名な武将たちが!?どんな風に信仰していたの?

頼朝は馬を奉納したし、信玄は戦に勝てるよう自分の「兜(かぶと)」を直接奉納したんだ。さらに家康からは、江戸の裏鬼門(南西)を守る臨時の祈願所として、特別な保護を受けていたんだよ。

そんな大物たちに頼られるなんて凄い!一体どんな神様が祀られているの?

「寒川比古命(さむかわひこのみこと)」と「寒川比女命(さむかわひめのみこと)」という男女一対の神様で、合わせて「寒川大明神」と呼ばれているよ。

男女一対の神様なんだね。そういえば、寒川神社って場所自体もすごく特別なんでしょ?

そうなの!春分・秋分の日、夏至、冬至のすべてのタイミングで、太陽の通り道(レイライン)が神社の真上を通るんだよ。さらに、富士山や伊勢神宮とも一直線で結ばれていて、古代から「大地の力が集まる特別な聖地」として設計されているんだ。
寒川神社へのアクセス・駐車場情報
電車・バスでの行き方(最寄り駅からのルート)
公共交通機関でのアクセスは最寄り駅、JR相模線「宮山(みややま)駅」で、駅から寒川神社まで徒歩で約5分程度です。
都心や県内からのアクセスは、JR横浜線や小田急線の「海老名駅」、またはJR東海道線の「茅ケ崎駅」からJR相模線に乗り換えるルートが一般的です。
宮山駅の改札を出た後は、案内看板に沿って5分程歩くと、境内の入り口である三の鳥居が見えてきます。
隣の「寒川駅」からも徒歩でアクセスできますが、こちらは20~25分ほどかかるため、基本的には宮山駅の利用がおすすめです。
車での行き方と無料駐車場の注意点
車でお越しの場合、圏央道「寒川北インターチェンジ」から約5分です。
神社には周辺に約400台収容できる無料の参拝者専用駐車場(第1~第4駐車場など)が整備されており、通常の平日であれば比較的スムーズに駐車できます。
ただし、週末・祝日・大安などの縁起の良い日は駐車場への入場待ちが発生することがあります。
特に正月三が日や1月の初詣シーズンは、周辺道路の混雑が予想されます。
詳しい位置関係は以下のルートマップを参考にしてみてください。
寒川神社 基本情報
| 正式名称 | 相模國一之宮 寒川神社(さむかわじんじゃ) |
|---|---|
| 御祭神 | 寒川比古命(さむかわひこのみこと) 寒川比女命(さむかわひめのみこと) |
| 所在地 | 神奈川県高座郡寒川町宮山3916 |
| アクセス | JR相模線「宮山駅」から徒歩約5分 |
| 開門時間 | 6:00〜日没(時間外は神門前で参拝可能、授与所は8:00〜16:30) |
| 駐車場 | あり(無料・第1〜第4駐車場あわせて約400台) |
| ご祈祷 | 毎日8:00〜17:00受付(当日申し込み・予約不可) |
| 御朱印初穂料 | 思召し(金額の指定なし、お気持ちを納める) |
| 公式サイト | https://samukawajinjya.jp/ |
参拝のまとめと振り返り
寒川神社、とても素敵な神社さんです。
荘厳な御社殿と神聖な境内の空気感。八方除の象徴である渾天儀、そして「神嶽山神苑」散策など、とても充実した参拝になりました。
特に神嶽山神苑は5月ということもあり、新緑がとても綺麗な初夏の瑞々しい景色と穏やかな時間が流れる自然の中の散策と裏参拝所付近の鬱蒼とした森の中にいるような感覚…ギャップがあってとても興味深い場所でした。
庭園を思い出すと、ふと『秋の神嶽山神苑も紅葉が綺麗なんだろうな」と…
四季によって色々な風景を見せてくれそうです。
そうそう、筆者が寒川神社で体験したグルメ!

ちょっと小腹が空いたので、境内の中にある売店でお団子を買って食べました(^^)
磯辺焼き?磯辺だんご??
美味しかったです(∩ˊᵕˋ∩)
敷地内に売店とベンチがあるとちょっと休みたい時にこの休憩スペースはとても有り難いです!
寒川神社さん、また来年訪れたいと思います。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
さえのなゆひ🍃

