今回は、『玉前神社』の様子をレポートします。
千葉県・房総半島の九十九里浜沿いに、建つ古社があります。
上総國一之宮・玉前神社(たまさきじんじゃ)です。

縁結びや安産、女性の心身守護にご利益があるとして知られるこの神社。
実は日本の名だたる聖地を一直線に結ぶ「レイライン(ご来光の道)」の東の起点としても注目されています。
今回は実際に足を運んだ筆者が、境内の見どころ、御朱印・お守り情報、アクセス方法まで、余すところなくレポートします。
玉前神社のご利益とは?縁結び・安産・レイラインの力

なゆひちゃん、上総一ノ宮の玉前神社って、女性に嬉しいご利益やパワースポットとして有名って聞いたんだけど本当?

本当だよ!御祭神の玉依姫命(たまよりひめのみこと)は生命の誕生や育成を司る神様だから、特に女性に寄り添ったご利益で有名なの。主にこういったご利益があるよ。
- 縁結び・良縁成就(仕事や人生の素敵なご縁も!)
- 安産・子授け
- 女性の心身の健康

恋愛だけじゃなくて、健康や人生の転機となる良い出会いまで見守ってくれるんだね。すごく心強いなぁ。

そうなの。目に見えない素敵なご縁を引き寄せて結ぶ力がとても強い神様なんだよ。さらに、玉前神社は太陽の道「レイライン」の東の起点でもあるから、大地のエネルギーがみなぎる場所としても大人気なんだ。

なるほど!エネルギーをもらって、人生の新しい一歩を踏み出したい人に、おすすめの神社なんだね。

【参拝レポ】玉前神社の見どころと境内の様子
大鳥居から石段、そして凛々しい黒塗りの社殿へ
訪れたのは、晴れた平日の午前中。
JR外房線「上総一ノ宮駅」を降りて参道方向へ歩きはじめると、住宅街の中に緑豊かな一角が見えてきます。
徒歩約8分、正面に大鳥居が現れました。

鳥居をくぐった先には、緩やかな石段が本殿へと続いています。
途中、狛犬さん達が出迎えてくれます。

手水舎でお浄めをして朱色の鳥居をくぐり、石段へ。

石段を上り切ると、玉前神社の黒漆塗りの社殿が正面に現れます。

静かに手を合わせ、日々の感謝を伝えます。

改めて社殿に目を向けると漆黒でキリリとしたクールな趣の中に、女神らしい赤と金色の彫り物…( * ॑꒳ ॑*)♡
いつ見ても絶妙な社殿の美しさ。
キリリとした中にも可愛さがある…そんな印象です。

社殿の脇には大きな(まき)の木が社殿を囲むように立ち並んでおり、長い年月この神社を見守り続けてきた存在感を放っていました。

独特の体験スポット!境内の「西山(はだしの道)」と「さざれ石」
玉前神社を語るうえで欠かせないのが、本殿の裏手に設けられた「西山(はだしの道)」です。
これは、大きな岩(西山)の周囲に白い玉砂利が敷き詰められた小径を、裸足になって3周歩くという体験スポットです。
案内板にはこう書かれています——
「一周廻りて無垢となり、二周廻りて気を入れて、三周廻りて気を満たす」

参拝者は靴と靴下を脱ぎ、玉砂利の上を素足でゆっくりと歩きます。
筆者も実際に体験してみました。
一歩踏み出した瞬間、玉砂利の感触が足裏にダイレクトに伝わり思わず「痛っ!」と声が(ノ#´Д`)
足裏へのツボの刺激、激痛と戦いながら一歩一歩、慎重に…
足を踏み入れるまで、余裕だと甘くみていましたが、実際3歩くらいで痛みで顔が歪んでいたと思います( ᐪ꒳ᐪ )
筆者は情けないことに一周しかできませんでした(・・;

靴下、靴を履いたところで、足裏…いや全身がポカポカしているのに気づきました!
しかも足が軽いっ!!?
一周しかできなかったけど、めちゃくちゃ足が軽くなったことにはビックリしました!?
気分爽快で思考もスッキリ、何か気持ちまでリセットされたような気がしました。
「気が満たされた」という表現が、あながち大げさではないと感じる体験です。

もうひとつ見逃せないのが、手水舎の奥に鎮座する「さざれ石」です。
国歌「君が代」にも登場する「さざれ石の巌となりて」のあの「さざれ石」が、立派な注連縄を巻かれた姿でここに安置されています。


傍らには元内閣総理大臣・橋本龍太郎氏の揮毫による碑が立ち、その格式と歴史的重みをいっそう引き立てています。
レイラインの東の起点!「ご来光の道」と境内の御神木たち

レイラインって凄いけど、どうしてそんなに一直線に聖地が並んでいるの?

古代の人が太陽の動きを正確に計算して配置したと言われているよ。寒川神社や琵琶湖の竹生島、元伊勢も同じ線上にあるんだ。

昔の人の技術って不思議で感動しちゃうな。他にはどんな特別な体験ができるの?

春分と秋分の日の朝は、一の鳥居の真ん中からご来光が昇るの!光に照らされる瞬間は鳥肌が立つほどの神聖さだよ✨
「レイライン限定御朱印」が頒布されることでも知られています。

境内には見どころとなる木々も多く、大鳥居をくぐった右手には樹齢を感じさせる五葉松が堂々と構えています。
また、境内の一角には雄株・雌株の間に子どものイチョウが育つという珍しい「子授けイチョウ」も。

秋には黄色く彩りとても綺麗です。

さらに神楽殿の横には御神木のイスノキ(なんじやもんじゃの木)が生えています。
黒塗りの社殿との対比で朱塗りの神楽殿が映える境内の風景は、とても魅力的です。

玉前神社の御朱印・お守り・ご祈祷情報
御朱印
玉前神社の御朱印は、境内の社務所にて授与されています。受付時間は8:00〜16:30です。初穂料は500円です。

基本の御朱印の他、月替わりの御朱印や、お祭り当日のみの限定の御朱印、春分・秋分の日のみ頒布される限定御朱印もあります。
季節や日付によって異なるデザインが楽しめるため、御朱印収集を楽しむ参拝者にとってリピートしたくなる神社としても人気があります。
通常は紙でのお渡し(書き置き)のみの対応となっていますが、当日新しく「玉前神社オリジナルの御朱印帳」や「全国一の宮御朱印帳」をその場でお受けした場合に限り、直書き(書き入れ)をしていただくことができます。
持ち込みの御朱印帳への直書きは原則対応していないため、参拝前に留意しておくと安心です。

お守り
玉前神社のお守りは、御祭神・玉依姫命の御神徳を反映したラインナップが揃っています。

特に人気が高いのが「縁結び守り」「安産守り」「子授け守り」などで、女性向けのお守りが充実しているのが特徴です。
また「月日守り」は、女性の体のリズムと健康を守るという独自性のあるお守りとして、全国からわざわざ求めに来る参拝者もいるほどです。

水琴鈴守、とてもやさしい音色で癒されます。

ご祈祷
ご祈祷は予約不要・当日申し込み制が基本です。
社務所でご祈祷申込書に記入のうえ初穂料を納めると、社殿にて神職によるご祈祷が執り行われます。
祈願内容は縁結び・安産・厄除け・家内安全・商売繁盛など多岐にわたります。
祈祷後には御札やお守りなどの授与品が渡されます。

玉前神社とは?歴史と祀られている御祭神について

ねえねえ、玉前神社ってどれくらい昔からある神社なの?

なんと1,200年以上前からあって、平安時代の記録に最高の称号で載っているほど格式高い神社なんだよ。その地域で一番格式が高い神社を『一之宮』って呼ぶんだけど、それがそのまま「一宮」という街の名前になったくらい特別な存在なの。

街の名前になっちゃうなんて凄い!ちなみに、どんな神様が祀られているの?

玉依姫命(たまよりひめのみこと)という女神様だよ。実は、日本の初代天皇である「神武天皇」のお母さんにあたる、もの凄く尊い神様なんだ。海の彼方からやってきたというロマンチックな神話もあるんだよ。

えっ、天皇陛下のご先祖様!?「玉依(たまより)」というお名前にはどんな意味があるの?

「魂が依り憑く」という意味があって、命を宿して立派に育てるパワーに満ちあふれているの。だから前のパートで話した「安産」や「子育て」のご利益に繋がってくるんだよ。

なるほど、だから女性に嬉しいご利益なんだね。

さらに、海の近くにあるから「潮の干満」や「月の満ち欠け」といった自然のリズムも司っているの。月の満ち欠けは女性の体のバイオリズムにも深く関係しているから、心と体を優しく守ってくれる神社として、今も全国から沢山の参拝者が訪れているんだよ。
玉前神社へのアクセス・駐車場情報
電車での行き方(最寄り駅からのルート)
最寄り駅はJR外房線「上総一ノ宮駅」で、改札を出て参道方面へ進むと徒歩約8分で到着します。
途中の参道沿いには地元の商店やカフェも点在しています。
東京方面からはJR総武線・横須賀線で千葉駅乗り換え→外房線で上総一ノ宮が一般的なルートです。
千葉駅から上総一ノ宮駅まで特急を使えば約40〜50分、普通列車でも約1時間程とアクセスしやすい距離かと思います。
また、駅前からタクシーをご利用の場合ワンメーター程度(数分)で到着。
車での行き方と駐車場の注意点
車でお越しの場合、圏央道「茂原北IC」または「茂原長南IC」から約30分程度が目安です。
駐車場は神社の周辺に参拝者向けの駐車スペースが確保されており、比較的広くて停めやすいという声が参拝者から多く聞かれます。
なお、社殿は高台にあり正面からは石段となりますが、車に乗りながら正面の鳥居を左折して裏手に回り、平坦に舗装された第2駐車場を利用すれば、石段を使わずに直接境内に入ることも可能です。
詳しい位置関係は以下のルートマップを参考にしてみてください。
玉前神社の基本情報
| 正式名称 | 上総國一之宮 玉前神社(たまさきじんじゃ) |
|---|---|
| 御祭神 | 玉依姫命(たまよりひめのみこと) |
| 所在地 | 千葉県長生郡一宮町一宮3048 |
| アクセス | JR外房線「上総一ノ宮駅」から徒歩約8分 |
| 開門時間 | 境内自由(社務所・授与所は8:00〜17:00) |
| 駐車場 | あり(無料・約50台) |
| ご祈祷 | 毎日9:00〜15:30受付(当日申し込み可能) |
| 御朱印初穂料 | 500円 |
| 公式サイト | https://www.tamasaki-jinja.org/ |
参拝のまとめと振り返り
上総国一之宮として1,200年以上の歴史を誇る玉前神社は、凛々しい黒塗りの社殿と独特の体験スポット「西山(はだしの道)」、そして日本を東西に貫くレイラインの東の起点という唯一無二の存在感を持つ神社です。

筆者は玉依姫命さまが大好きで、定期的に玉前神社さんに行きたくなるのですが、近辺には他にも玉前神社さん、玉崎神社さんが点在してまして…
そのことに関しては、また次の機会にお話ししたいと思います(^^)
玉前神社、とても素敵な神社さんにですので、ぜひ足を運んでみてください。
さえのなゆひ🍃
