大山咋神

― 都と秩序を支え続ける「安定の要」 ―

世の中が大きく動くとき、

目立つのは「変化」や「改革」ですが、

実はその裏で、崩れないように

支えている存在がいます。

もし土台がなければ、

どんな進化も一瞬で崩れてしまう。

そんな

「当たり前だけど欠かせない役割」

を担ってきたのが、

大山咋神(おおやまくいのかみ)です。

今回は、日本の都や権力を

長いあいだ守り続けてきた

この神様の正体を、

少し噛み砕いて見ていきましょう。

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🌋大山咋神ってどんな神様?

大山咋神は、その名の通り

「大きな山を支配する神」です。

山は昔から、

・土地の境界

・国の守り

・霊的な拠点

として考えられてきました。

つまり大山咋神は、

土地・国・秩序の

“ど真ん中”を支える神様。

特に有名なのが、

京都を守る役割です。

👹鬼門・裏鬼門を守る神

平安京(昔の京都)では、

北東=鬼門

南西=裏鬼門

とされ、ここから災いや不吉なものが

入ってくると考えられていました。

この2つの要所を守る場所に配置されたのが、

• 比叡山(北東)

• 松尾山(南西)

そして、その両方に深く関わる神が

大山咋神です。

つまりこの神様は、

「悪いものを力で叩き潰す」というより、

都が長く続くために、

あらかじめ不安定になりやすい要所を

押さえる役割を担っていました。

🌀なぜそんなに信頼されてきたの?

大山咋神が特別なのは、

歴代の権力者たちから、

ずっと信仰されてきた点です。

• 京都では松尾大社・日吉大社

• 江戸では赤坂の日枝神社

これらはいずれも、

都や政治の中心を守る位置にあります。

実際、今でも

皇居や首相官邸の近くで祀られている神様。

「派手な願望成就」よりも、

国や組織が安定して続くことを

重視してきた神だとわかります。

🍶酒造の神でもある理由

意外かもしれませんが、

大山咋神は酒造の神としても有名です。

お酒は、

・人と人の距離を縮める

・場の空気を和らげる

・儀式や祭りに欠かせない

つまり、

秩序を壊さず、人をつなぐ道具。

「力で押さえつける」のではなく、

ゆるやかに場を整えるという点でも、

大山咋神らしい象徴といえます。

🔮スピリチュアル的に見ると?

スピリチュアルな視点で見ると、

大山咋神はこんな神様とも言えます。

• エネルギーを一点に集める

• 流れを安定させる

• 方向性をブレさせない

何かを「始める」より、

始めたものを根づかせる力。

拡大・成長の途中で

バラバラになりそうなとき、

足場を固めてくれる存在です。

⛩祀られている主な神社

• 日吉大社(滋賀県大津市)

• 松尾大社(京都府京都市)

• 日枝神社(東京都千代田区)

• 各地の山王神社・日吉神社 など

🏵神様のご利益

• 家内安全

• 心身健全

• 交通安全

• 秩序の安定

• 組織・土地を守る力

🌟さいごに

大山咋神は、

現状を固め続けるための神ではありません。

変化が崩壊しないよう、

秩序を保つ役割を担っています。

派手さはないけれど、

いなければすべてが成り立たない。

歴史の表舞台に立つことは少なくても、

ずっと礎として働いてきた神。

それが、大山咋神なのです。

彩月🍃✨