大山津見神

ーゆるがぬ山のごとく、国と心を守る神ー

人生には、

「もう振り回されたくない」

「ここだけは譲れない」

そんな想いが芽生える瞬間があります。

迷い、焦り、外部の声に振り回されそうなとき。

私たちに必要なのは、

正しさを主張する強さではなく、

どっしりと立ち続ける在り方なのかもしれません。

その“揺らぎを超えた強さ”を象徴する神様が、

大山津見神(おおやまつみのかみ)です。

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神様の歴史・個性・ご利益を、現代目線で理解しやすい一冊。

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⛰大山津見神とはどんな神様?

大山津見神は、

伊邪那岐命・伊邪那美命の間に生まれた山の神であり、

日本中の山々を統べる

「山の総元締め」とされる存在です。

海を司る綿津見神がいるなら、

山を司るのが大山津見神。

自然界における「不動の軸」を担う神様です。

その名のとおり、

「大いなる山」を象徴し、

揺るがない精神、広大な包容力、長い時間軸を持つ神として

古くから信仰されてきました。

🏕歴史の中で国を支えた山の神

鎌倉幕府を開いた源頼朝は、

正月になると

• 伊豆山神社

• 箱根神社

• 三嶋大社(大山津見神を祀る)

を参拝しました。

この三社参りは「二所詣(にしょもうで)」と呼ばれ、

三嶋大社は伊豆国一宮として特別な格式を持っています。

伊豆に流されながらも、

そこから天下を取った源頼朝と北条氏。

伊豆という土地の“山の力”と、

大山津見神の守護は、

鎌倉政権を精神的にも支えていたと考えられます。

⚔GHQから神社を守った神

大山津見神の「守る力」を語るうえで欠かせないのが、

大山阿夫利神社(神奈川県)の逸話です。

第二次世界大戦後、

GHQは「神道が日本兵の精神的支柱だった」と考え、

国家神道の解体を進めました。

多くの人が「神社は消される」と覚悟した時代です。

しかし、大山阿夫利神社を訪れたGHQ幹部たちは、

この場所の空気、在り方、もてなしに触れ、

「神道は戦争の原因ではない」と理解を示したと伝えられています。

結果として、

日本の神社文化は今も残りました。

大事なものを、静かに、しかし確実に守る力。

それこそが、大山津見神の本質です。

🔮スピリチュアル的に見る大山津見神

大山津見神は、

「戦う神」ではありません。

「主張する神」でもありません。

この神様が教えるのは、

揺るがない在り方そのものが、最大の防御になるということ。

知識や理屈で自分を武装しなくてもいい。

誰かを論破しなくてもいい。

山は、

ただそこに在るだけで、

天候も人も受け止め、

長い時間をかけて調和を保ちます。

大山津見神は、

自分の内側に“揺るぎない精神”を取り戻すことを促す神様です。

🏵ご利益・象徴するテーマ

• 国家安泰

• 大切なものを守る

• 家内安全

• 動じない精神

• 調和と安定

• 神恩感謝

どんな変化の中にあっても、

自分の軸を見失わずに

立ち戻る力を授けてくれる神様です。

⛩祀られている神社

• 大山祇神社(愛媛県今治市・大三島)

 日本総鎮守とも称される代表的神社

• 三嶋大社(静岡県)

• 大山阿夫利神社(神奈川県)

• 大森宮(福岡県)

• 各地の大山祇神社・三島神社 など

🌟さいごに

山は語らず、

動かず、

それでもすべてを受け止めています。

嵐が来ても、

時代が移り変わっても、

山は山であり続けます。

大山津見神の力とは、

抗わない強さ。

誇示しない威厳。

失われることのない土台です。

もし今、

守りたいものがあるのなら

まずは自分の足元を堅めて、

しっかり地に足を着けて立つことが

大切なことだと思います。

彩月🍃✨